”一人交換日記”

2019/7/31 新宿 紀伊国屋

 


上から下がっていく。

 


【6階 絵本】

 

昨日おすすめされたレオ・レオニ『アレクサンダとぜんまいねずみ』
読んでみる。確かにねずみ可愛い。シンプルな造形。
ちぎり絵とか日本の型染めみたいなのとか、いろんな技法に目がいった


絵の具だと思ってたので(エリック・カールとよく混同する)
意外と色調は抑制の効いたトーン
とかげさんの虹色も想像よりふんわり優しかった


「愛されて」るけどすきに動くことはできないネズミと、
「嫌われて」るけど自分のしたいように動ける?ネズミ
でも束縛の愛なんかそのうち動けないのが嫌になるだけだし、
その前になんでもないことのように捨てられちゃう


満月に酔ってまんまるだったアレクサンダの目つきがトロンとしちゃったのが印象的だった

 

 

隣にターシャテューダーの絵本もあった
美しいお庭の人だと思ってたけど元々絵本作家
読んでみたい、何から読もうかな(そこにはあまり数がなかった)

 

 

 

 

【4階 美術演劇】


最近アート系本屋さん行きたい熱高まってこないだ1つまた行ったけれど、
今のところ一番のお気に入りはこの紀伊国屋本店4階美術演劇コーナーかも
小さい本屋さんだと店員さんが近くて緊張してしまってどうしてもゆっくり見られないけど
ここは隅の方で、結構広々していて、人がいてもそんなに近くなく、
そしてなによりとても静か 不要なBGMがない
照明(壁の色かな)も気持ち暗め(暗いというか、メイン部分が白くて明るすぎる)
隣には演劇のホールがあって稽古の声が時々聴こえてくるのが楽しい
とても居心地良い ゆっくり本を眺められる

 

前回来たときも特集されてたクリムトとシーレ
あれっもうすぐクリムトシーレ展終わるじゃん、忘れてた
思い出せてよかったああ… 行こう


劇作や劇作家の本がいろいろ並んでいる棚
こだまさんが好きな松尾スズキさんの名前が目につく
読んでみたいと思いつつまだなのよな
こだまさんがリツイートしてた近年出た松尾さんのエッセイ「東京の夫婦」
初っ端からHSPぽい感じ(「市役所に行くと氾濫する情報が全部脳に入ってきてパニックになる」)とか、
「(子供の写真を壁紙にする人を見て)あ、あなたはそっち側の人ねって思っちゃう」って視点とか、
あ〜〜もうそれはもう〜〜
すぐ予約した。

 

 

▼イラスト展示

 

壁に展示された可愛い女の子たちの絵…!!!
ああ中高生の頃はひたすらイラストサイトとか巡ってたな…
あの頃見てた絵師さんを色々思い出す


マツオヒロミさんのラブリーピンクな下着パーリーお姉さんたち可愛い…


HAIさんのこういう日常系お洒落な人の見るとはあ…この色彩センスと味のある線は…なんでこんなお洒落なんってなる…
ブラインドの光も


夜汽車さん…ああデジタル厚塗り系なのにこの透明感、未完の匣の人を思い出す(帰ってこないままの八朔さん…)
抑えめの色調でありながらカラフル、花まみれ、そしてやっぱり塗りがすき


チヤキさん、あーなんでこんなにお洒落なの。。。オリタケイさん思い出す感じの
さらっとした感じが大人感

 

『ガールズイラストレーション』という本の展示だそう

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マツオさんのインタビュー読んでたら
SAKIZOさんの名が…!なつかしいいいい


マツオヒロミさん

マツオヒロミHP 六花弁三片紅

 

SAKIZOさん

 

https://sakizou.wixsite.com/mysite-1

 

HAIさん

 

HAI

 

夜汽車さん

IKADA

 

チヤキさん

CHAKICHAKI

 

(サムネ出ず、、、ざんねん)

 

 


楳図かずお漂流教室』 異次元への旅 (太陽の地図帖)
も目に留まる、こないだまんがぱーくで読むか迷った、やっぱり面白そう
ネタバレあるみたいなので(そりゃそうか)、読まないでおく
楳図さんのいろんなポーズの写真が笑笑 面白い
和室に置きっぱなまことちゃんもまだ読んでない…!!!

 

 

 

【2階 新書】

 

先日チェックしたいとメモした梅棹忠夫「知的生産の技術」
を買うか検討するために読む
主に「情報カード」の使い方について
基本的なアイデアはなんとなく把握
より学術的なものを書くためのメモって感じ

 

うーん読書の仕方については「最初から最後まで、順を追って」
は合わないな〜 それが「あるべき」と思うのをやめることにしたから、、、
どっちかというと超きっちりタイプ、全体としても合うかわからないな、ちょっと保留

 


でも新聞のスクラップの項で
「スクラップしていない新聞が溜まる、でもまだ目を通していないので捨てることも仕舞うことも
できず、置き場所について妻と闘いになる」
というような話を読んで、あ、こんなきちんとした人でも
溜まるときは溜まるんですねってちょっと安心した 笑