”一人交換日記”

2019/2/14 Thu. スケッチ
 
たぶん、いかない
期待しても無駄、無駄、無駄
期待しちゃ駄目
期待したら痛いだけ
期待してない
たぶん、そうだと思ってたよ、もちろん
(昨晩布団の中で滅茶苦茶期待してたくせに)
ありがとう、ありがとう、あなたのこともブロックした方がいいんだろうな、たぶん、
私があなたに何がしかを期待しないために
なにもかもわすれなきゃいけない
一度ぜんぶ白紙に戻さなきゃいけない
不安だよ、もちろん不安だよ
なんにもなくなってしまうのだから
 
いい加減なこの心
あなたがすきで、苦しすぎるから努力してあなたをわすれて、
そしてもうあなたに執着がなくなったと思ったから
もういちど都合よくあなたを利用しようとした
今までそうされてきたのだから私もそうして良いのだと
 
かなしい、思い合っていない。
本当のやさしさって何
やさしさはもともと軽薄なものなのかもしれない
かんたんに配ることが可能でその実
飢えた子どもの手に渡ったとき、それは渇望と苦しみの象徴になる
お願いだからもう一度、と
でも二度配ることは義務じゃない、だから
 
「その場限りのやさしさありがとう」と、言っていたくせに、私。
それがなにより好きだと言っていたのに、私。
それがなによりも真実だと言っていたのに、私。
 
思わせぶりなことば残したまま去るあなた
”それ”に依存してるのは私、ビョーキなのは私、そう、その人との問題じゃない、
私自身の問題なんだ
会うだけで満足できなくなってしまったのは私のほう
でもだって気持ちもなくて身体もなかったら一体何があるって言うんだろう?
気持ちがあるって何?
人数合わせに呼ばれたくない?
会えれば十分じゃない?もうそこまで好きじゃない?
 
好きって何、どこでこんなに絡まってしまったんだ、
もっと広いとこに生きたい、もっともっと軽薄に気持ちの赴くままに生きたい、
こんなところで雁字搦めになっていたくないよ、
だけど「誠実」って言われてたい限りそんなの無理なんじゃない、
後ろ指さされたくないとか、悪者になりたくないとか、言ってる限り
私は自由にはなれない、人目を気にして細々生きるだけ
 
誠実って言われて嬉しいとき、それは私のアイデンティティと一致すると感じているんだろうか?
誠実さって何だ、
その瞬間の気持ちに感じ方に正直であることもまた誠実さなんじゃないか、
それによって間違いを犯すことすらも