”一人交換日記”

2019/7/8 あの日
 
 
「著作が招く未知の友人たち」
そのくらい、受け入れてくれる人だったら、って思うけど
でもその、人をどこかで拒絶してるところもまたすきなところだから、やっぱり良いんだ
 
 
あなたは生活を、頭の中を開け広げに見せてい(るように見せかけるのが上手く)て、
私はそれを眺めてあなたがなんとなくすきだなと思う、
でもあなたは私のことをなにも知りはしないのだ、
「いつもツイッター見ています。」は知らない人からのストーカー宣言でしかないのだ、
「はあ。(間) ありがとうございます」
怪訝そうな顔。そうだよね、そりゃそうだよね。わかる。
ブースの前をいつまでもうろうろうろうろ歩いて。
ちらちらちらちら見てしまって。
話しかける勇気が出なかったのです。あの広い会場を3、4周してもなお。
片思い先の先輩にいつまでも話しかけることができなかった中1のときを思い出します。
後ろ姿を遠くからこっそり見つめる感じ。「あっ今、伸びした」
私(たち)なにやってんだろな。我に返って呆れた。
そして数時間が経って、やっと話しかけられた結果が、それでした、
そんなに時間あったんだからなんて言うか考えろよな。
頭の中でぐるぐる考え続けて、結局思い巡らせたことの2%くらいを、
しかも一番どうでもいい部分を、出してしまった、
(普通に書いて推敲すればよかったですね。)
でも考えれば考えるほど、わたしあなたをすきだとか言えるほどあなたのことなんにも知りやしないんじゃないか、
著作だって一体何割読んだだろう、
「全部読んでなきゃ好きって言っちゃだめ。」なんてことは到底ないと思うけど、
ただ雰囲気がすきですとか考え方がすきですとかなんだろうけど、
ファンです、って言葉も(文学系においてだと?)なんて薄っぺらいんだろうって感じてしまって、
いや私のすきが薄っぺらいだけなのかも、だから直観なんだってば読んだ量とかではないの、
でも正確になにが好きなのかとかどう好きなんだとか言葉にできていなくて、
玉砕しちゃったのです、そりゃそうだ相手には私の「見た目」と「いつも、ツイッター」って情報しかないのだから。
なにも判断できないよ、それだけじゃ
だからいつかどうしてどんなふうに好きなんだろって書いてみたいけど、
まだあの日のこと消化できてなかったので、まだです。