”一人交換日記”

2018/12/17 Mon. 『行く先も理由も持たない孤独』

 

「(私が)ガソリン入れとかなきゃいけないじゃない」

「いや別に自分でやるけど」「あっそう!そんな言い方ないじゃん(ガチギレ)」

??????? ちょっと全く意味が分からない、、、、

親切?親切なんだけど、まったくこちらが必要としてないのに

「良かれと思ってやってあげようとしたのよ」って、え、そんな、押し売りしないで

ちょっとさすがに気持ち悪いし、今日は早く家出てどっか行こうと思う

 

すこし気を抜いたその瞬間ついに来た、

自動車事故を起こしてバイトをクビになって以来言わなかったあの言葉、

「遊びの計画もいいけど、いつになったら働くの?」

 

ああああああああああああその一言だけが聞きたくなくて(嘘、聞きたくない言葉なんて山のようにあるね)私必死に逃げ続けてきたのに

まともにぐっさりと刺さってしまったね、今日は一日中この言葉がこだまし続けた

新宿のどこを歩いていても深呼吸してリセットしようとしても脳裏にこびりついて離れなかった

 

そう彼女がいつまでも私の生きる費用を払い続ける理由なんてどこにもないのです

それはわかる

でも「いつになったら働くの?」は、それこそ、その言い方はないでしょう

これだけ私がこの社会で適応して生きるのが難しいってことを散々説明してきたのに、

ひとつも伝わってなかったってことが露呈する

 

Wi-Fiは置いて家を出る、どこに行くかすら決めていない

渋谷まで行ってメトロ一日乗車券を買って当て所なく回るか、

でも日が沈むまであと4時間、電車移動してるうちにお日様なくなりそう、

 

結局降りそこねて新宿に着いてしまう、とりあえず地上に出て

歩く歩く歩く歩く 気分は晴れない

カメラの練習と思って来たけど有り腐れた写真しか撮れなくて更に落ち込む

感動していない、心が動いていないのに撮ってもただのゴミ、

 

初の都庁展望室はちょっと息がしやすかった

なぜならほとんど日本人がいなかった

早く旅に出て旅人とつるめば?そしたら楽しいんじゃない。

(旅先でのたれ死んでも誰も気づいてくれない、)

(やっぱり誰かに気づかれたいんだね、)

 

こないだ「生き愛」を観てからずっと、コンビニのカツ丼が食べたかった

菅田ちゃんが買ってきてくれるカツ丼

どうしてもたべたい、イートインあるコンビニで何軒もまわるものの、

時間帯的になのかお弁当は減っていく一方で見つからない

もうこの際松乃家でもいい、松乃家を探して一体何時間新宿を彷徨ったんだろう、

結局見つからなかったけど歌舞伎町入り口のファスト蕎麦屋さんでカツ丼を見つける。

 

食べて、身体は満たされて、心は相変わらずぼろぼろのままで、

もう少し色々歩き回るために食べたのに、すっかり疲れ切ってしまって、仕方なく駅に戻る

電車では乗ってる間じゅう爆睡、相当疲れたんだな、あんだけ歩けば疲れるわ、

 

家に戻ってやっぱりいろんな人から返信がないことに凹み(もうメッセンジャー消しちまえ!!!!!!)、黄色と緑を散らしたキャンバスを絵具で隅まで埋める

 

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