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2018/12/8 Sat. 『日常對話』(黄恵偵, 台湾, 2016)
すごい渋い系だったらどーしよって思ってたけど、とてもポップ!
身近に感じられて、それでいて感情を揺さ振られるインパクトがある
祖父母世代と子どもたちのそれに関する表出の仕方が対照的?だった
まあ片方の子は同性婚のこと「わからない」で通してたけど、少なくともばあちゃんがレズビアンであることを知らないふりしたりはしない、祖母の3人の兄弟たちが口を揃えて「知らない」を押し通すのとは対照的に。
「(彼女がそうであろうと)関係ない」って言葉には少なからず苛立ちを覚えたけど、まあ一定数の人たちがそういうスタンスだ、今も昔も
そういえば先月24日の同性婚にも関わる国民投票はどうなったのだろう、調べてなかった
(追記:5案中5案、反対派の案が通ってしまったらしい…つらい…でも大事なのはこれからどうするかだ、)
レズビアン・ブッチ(男の子っぽいレズビアン?)についてまだあまり知らなかったから、興味深かったー
最初はただの短髪のおばーちゃんって見てたけど、美人たちにモテモテ(もてなしスキル~~身につけたい~~)だった話とか聴いてたらイケメンに見えてくる心の変化面白い~~ タバコ吸ってる姿やギャンブルやってる(しかもめっちゃ勝ってる)のも格好良く見えてきた 笑笑
確実にPTSDになるレベルの事件を子どもの頃いくつも経験しながら、それでも母を赦し(確かに母自身は何も悪くないのだけど、同時に恨んでしまっても何ら不思議ではない状況)、快活に愉快に振る舞う監督はとってもしなやかで強い、格好良い
たくさん書きたいことあるけど、観た方が良いなと思うからあんまり書けない、ドキュメンタリー映画祭終わっても上映の機会があると良いなー
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関係ないけど、今年6月台湾へと発つ日に台湾映画祭観に来て以来の新宿K'sシネマだった、今日も台湾映画を観ている笑、ふふ
「日常対話」作品紹介ページ
http://tdff-neoneo.com/lineup/lineup-173/