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2018/10/16 Tue. 最近ずっと思っていたこと
もう、世界を変えようとか思うの、面倒臭くなってしまった。
私にはひとつ通った筋というものがない。
豊島の産業廃棄物のことも、農薬のことも、
聞いたときにはすごく重要だと感じて広めたいと思うけど、
何ヶ月もその熱意を維持することはできないのだ。
私の脳は極端に忘れてしまいやすい脳なのだ。
”マイノリティ”に関することも。
「私が必ず正しい」と信じて言い争うことに疲れてしまった。
厳密に自分を定義しようとするごとに、
今まで曖昧にしていたことも『やっては駄目』フォルダに振り分けられていき、
ますます生きづらくなっていった。
何人かの大事な人たちと正面から逃げずに言葉を交わし合って識ったのは、
私自身が差別主義者だってことだ。毎日そう思う。
受け入れられないことがまだたくさんある。
美しい人が好きと言うとき、「醜い人」を定義して私の世界から締め出している。
「非科学的だ」と言って一笑に付す時、権威づけられていない知識体系をすべて否定している。
自分の中の醜い感情を、すこし視ることができるようになった。
綺麗事ばかり並べ立てて、私は常に正しいんだなんて、言えようがなかった。
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ずっと、生産的でなきゃだめなんだ、って強迫観念に囚われていた。
何か世の中を良くする活動に関わらなきゃいけない、とか。
それがしたいことなんだって思っていて、
でもいつまでたっても「なにもできていない」のは
できないんじゃなくて元々したくなんてなかったんじゃない、って。
なにも生み出さなくても、誰からも必要とされてなくても、
大丈夫だって、生きることはもっともっと自由なんだって、
思い知らせてほしい。
あなたにもう一度会いたいという、ただその気持ちだけのために、
もうしばらく生き永らえてみよう、