”一人交換日記”

2019/2/26 スケッチ 春のよかん
 
 
ほんとこの2週間くらいずっと憂鬱だけど、
ひとつだけ嬉しいのは、あったかくなってきてること。
年々、季節の移ろいを感じることができるようになってて
(元々自閉傾向が強いけど、感覚を外に向ける練習の成果だ)、
今年は寒い時期をずっと感じることができてたから
ここ2週間くらい、昼間はワンピースの上に一枚セーター着ただけの
格好とかでうろうろできるようになって、
身軽だし、ぽかぽかあたたかいし、うれしい。
 
そしてなにか、「あったかい匂い」を感じる。
なんのにおいなのかはわからない、土があたたまって醸し出すものなのか、
なつかしい、においと呼ぶのかもわからないかすかな感覚。
夜、ひとりで緑地の近くを歩くとき。
都心ではあんまり感じない気がするから、やっぱ土とか木なのかなあ。
 
いつのまにか一番寒い一月下旬〜二月上旬を越していて、
今日は水仙が咲いているのを見つけたり
ふわふわの毛が生えた芽がなにかの木の枝からこんにちはしてるのを発見したり
春、近いな〜って。
ずっと寒いここにいたからこそ感じられる、春のうれしさ。
2月タイに行くか迷ったとき、せっかく何ヶ月も寒いことに耐えたのに
タイに行ったら一気に暑くて、春のありがたみ薄れちゃうかなって
すこし思ったりしていた(そして行かなかった…〕