”一人交換日記”

2019/9/14 土 『政治的省察』出版記念対談

 

思想ゼミナール@学園坂スタジオ

www.gakuenzaka-press.com


宇野さん、悠治さん、李さん 鼎談

 

 


行ってみた動機


「政治指向」とか言う割に
政治のこと全然しらんなあと思って
気になってる悠治さんが語る政治のこと聞きたいと思って
(「たたかう音楽」など読んでカウンター系の思想の人だと知り)
行ってみた。

 


行ってみて


そんなにたくさん話されるという感じじゃなかったけど
その感じ含めて良かった
話され方もすきだと感じた…なんだろう 抑揚とか言葉選びとかなのかな

ほかのお二方の著作も読みたくなった
李さんは詩人のような直観的な言葉の運びで話されていて
何者なのだろうと思ったのだけど法学の教授だそうな

宇野さんの関心がまず気になって今回来たので
今回はあまり聞けなかったけど読みたい
暗黒舞踏土方巽についての本、ドゥルーズの訳本
研究されてたアレントの本も読もう

 

 

好きだったエピソード

 

『小学生の頃は赤旗新聞とか読んでコミュニズムに何かあるんじゃないかと
中学生のころはシュルレアリスムのを読んだりして』
ってエピソード面白かった笑 早熟!
私は去年くらいまで悠治さんの小学生の頃をやってて
最近中学生の頃をやってるなあ笑

 

 

今後読む本


宇野さん
『他者論序説』
土方巽~衰弱体の思想~』
ジャン・ジュネ『薔薇の奇跡』(訳)

 

悠治さん
『きっかけの音楽』
『音の静寂 静寂の音』
高橋悠治対談選』

 

李さん
『つぶやきの政治思想』


ほか、連続対談第2回で登壇された立岩さん
自閉症連続体の時代』

 

 


断片的メモ


第3回テーマ 『政治と芸術 それぞれの砂漠について』

 


ゆ:芸術の砂漠とは?(おふたりに問う)

 


ゆ:
50年代 すべてを無に帰す まっさらにしてそこからやり直す
60年代以降 色々試す エッセイ(試行)
構造化・構成しない、理論に集約させない

 

く:
アーレント
複数性、公共性

 

ゆ:
ドイツ (多くの人が)亡命した
ロシア 亡命できず
日本 少数 受け入れ側にとって役立つ技術知識を持った人だけ

 

ゆ:
アーレント『暗い時代の人々』
ブレヒト
みんなが言うようなことを言うな
(例で出していたのは、ナチスを批判することはいくらでもできるけど
敢えて口に出さないというような)
話さないことが表現

 

夢の痕跡から 新しいものを生み出す

 


ゆ:
上からの権力、国家権力からでなく
一番底の民衆の暮らしの中からどう生をつくっていくか

 

日々の勤めとしての政治
(お皿を洗ってもまた使うと汚れるそれを毎日洗うようなことが”日々の勤め”)

 

光州事件
韓国国内の人々は事件当時まったく知らないという捻れた状況

 


ゆ:
アルケオロジー 考古学
アルケははじまり

アナルケオロジー はじまりがないということ
アナは超えた・反する

起源とはファシズムにつながる考え方

 

 

(質問者)音楽は音を楽しむと書く。

 

ゆ:
ギリシャ語のmousikeはmuseから
定義してしまうとこぼれ落ちるものがある
そのこぼれたものの方が面白いことがある

 

戦後の東京駅前 (空襲で)まっさらになった何もない風景
気持ち良い

 

(正確な表現忘)ばらばらになったその隙間に
新しいものが生まれる余地 可能性がある

 


ゆ:
革命→民主化→軍が再度政権を奪取し軍支配
革命以前より悪化
アラブの春以降の革命 毎回

 

 

 

 

 

 

 

 

2019/8/20 新宿 IRA模索舎、新大久保さんぽ

 

 

IRA

見て思い出したものとかチラ読みしたもの

▽シリアルママ(映画)
とち狂ってて面白いのだった気がする


アナキズム(雑誌)
集合体の一次性?と、共同性とはなにか
みたいなののタイトルにひかれて
ちょっと難しかったけどもうちょっと周辺語彙をつければ読めそう


アナキズム入門
これ一冊だと難しそうだからまとめて何冊か、もっとさらに噛み砕いたやつとかと一緒になら読めるかもー

実践の上で出てきそうな問題は、、
国家を頼らないで生きるとなると小さい共同体をベースにする必要が出てきて、
結局閉鎖的ムラでの人付き合いができないといけなくなるのよなー うーん
ていうのを今日の会話聞いてても思い出す
今日このあと○○ちゃんとデートなんだー、ああ、知ってるよ、えなんで、××さんから聞いた みたいな笑
筒抜け感〜


▽アウトサイドで生きている

 

 

模索舎 今日気になった本リスト

バンコクナイツ
▽ゲンロン ゲームと戦争
▽主体性とは何か サルトル
ベーシックインカム ドゥールーズ シネマ
▽はたらかないで、たらふく食べたい
ファスビンダー ファスビンダーを語る
ファスビンダーも全部観たいなー
でも渋谷ツタヤにすらないのよな〜 ミニシアターで特集されるのを待つ
フィリップ・ガレル『ジェラシー』(映画)
▽ATG映画を読む

 

 


▼新大久保。NASCO→中華小吃→さんぽ
スパイシー串焼き最高!
小吃は素朴な感じで美味しかった。売り切れてた豚足、次食べたい〜
同行者腹痛ゆえあとは適当に散歩する

 

 

▼銭湯 万年湯
駅から遠くないところに銭湯あるとは!
とってもよかった〜!きれい明るい、こじんまり、居心地良い。

 

 

 

 

 

2019/8/3 ケチャ鑑賞 @新宿三井ビルディング55HIROBA

 

ギリヤークさん観たのと同じところで!芸能山城組のケチャ鑑賞

www.yamashirogumi.jp

(この団体は映画『AKIRA』のサントラも担当していて、関連してこの前にAKIRAも鑑賞した)

 

カウンターカルチャー感すごくよかった
パンフレットが興味深かった


視点が近い
非西ヨーロッパ音楽を探求する上で
ケチャをやったり、ブルガリアジョージアの合唱を研究し演奏している
合唱における西洋中心主義(歌唱法もレパートリーも)
に長年疑問を感じていたので、面白いと思った


主宰の人は近年盛り上がってるハイレゾの先駆け的な考え方
ハイパーソニックエフェクトというのを提唱した人で
可聴域外の振動が音環境の上で重要な影響を生物に及ぼしているとした


聴いてみたいが家庭用音響機器では可聴域までしか出ない
新宿NeWomanという商業施設の一部で特別に開発された機器で音響環境をつくっているらしいので行ってみたい

 

 

 

▽▽▽リンク▽▽▽

 


▼「人が生きるために欠かせない『必須音』というものがあるんです」国際科学振興財団理事・主席研究員 大橋力さん, COMZINE, NTTコムウェア, 2004年.

『ハイパーソニック・エフェクト(英: Hypersonic effect)は、可聴域を超える周波数成分を持った音が、ヒトの生理活動に影響を及ぼすとする現象、学説』(Wikipediaから)

 


▼部分的にも面白かったとこ
可聴域は『1秒間に約20回の振動つまり20Hzから、よく聴こえる人で2万回の振動つまり20kHz』

『22kHz以上の聴こえない高周波をカットしているCDと100kHz位までの高周波を記録できるLP』
そんなに違うのかー(なんとなく)
でも確かにレコードの音の心地よさみたいなのは去年北海道の元DJさんの家で感じた
『知覚できない超高周波を含む音は、それを含まない音よりもより快適に感じられ、より大きな音量で聴こうとする行動を導く』
そう、レコードの音を爆音で流しても五月蝿くないんだよな

 

 


芸能山城組/大橋力 関連


Georgian Polyphonic Singing

youtu.be

 


Indonesian gamelan medley from Java, Sunda and Bali

www.youtube.com

 

 


Philip Koutev National Folk Ensemble - Bulgarian Polyphony, Vol.1
クーテフ ブルガリアン・ポリフォニー

youtu.be

 


『こまくにビリビリ、がイイ 』

gaohewgii.blog.fc2.com

 


Balinese Gamelan - "Ketjak Dance" recorded in 1966

youtu.be

 

 


AKIRA soundtrack - Geinoh Yamashirogumi - "Kaneda"

youtu.be

 

 


[BALI] Teruna Jaya (Yama Sari) [GAMELAN]

youtu.be

 

 

 

 

2019/8/3 Sat. ぶらっと阿佐ヶ谷散歩
の記録 8/6

 

 

 

 

ザムザ阿佐ヶ谷(劇場)/ラピュタ阿佐ヶ谷(映画)

 

ユジクの裏。白黒日本映画中心。

 

今月まで小山明子特集をしているらしい
大島渚作品多いなと思ったら配偶者だった〜
そのタッグの『日本の夜と霧』、『白昼の通り魔』、『少年』面白そう。
建物の中に(大島渚の)『飼育』のポスターもあった

 

中島貞夫 性風俗ドキュメンタリ特集も面白いな
東映でシリーズをやって当たって、
その後犯罪映画のシリーズに繋がっていったらしいという経緯も

 

『私と東映』 x 中島貞夫監督 


www.facebook.com

 


演劇公演情報のチラシがたくさん入ったでっかいファイルもあった!

 

 


■古着屋happy jack

ぶらっと見た

 

 

 

■古書コンコ堂


若干広め。木造り。居心地良い空間。ゆっくりみれる。
映画の時間が迫ってて、店内左半分だけ見れた


入ってすぐ今読んでる『ワンダー植草・甚一ランド』とかあって嬉しかった

すこし&ちらっと見た本メモ

 


松岡正剛『多読術』

 

多読とか興味なかったけれど、あまりにも読みたい本が増えすぎて…。
速読とかは求めてないけど、純粋にたくさん読みたい、貪欲に吸収したい
千夜一夜面白いし、仏文科だし笑、この人のなら聞いてみたいと思い

 

この方の場合は

・ほかのことですごく忙しい時期でも時間なくても暇さえあれば読んでみる

・ひとつの分野でまとめて読んでみる、周辺知識がインストールされれば自然と読むスピードも上がる
あたりかなー

 

phaさんも言ってたみたいに「テレビ見るくらいに気楽に」、
私だったらネトサする感じに気軽に本をとりあえず開いてみる。
読もうかなどうしようかなと悩んでる時間が長すぎるいつも
途中で区切られて忘れるのが怖いなら普段からマークを習慣づけていつでも回収可能にする

 


アルチンボルドの薄い画集


あの絵が単独で有名なのかと思ってたけど、
ほんとにこの人この系統のをかなり描いた…のかな?(この画集見る限りだが)

 


チェコシュルレアリスムに関する本


シュヴァンクマイエルチェコ・アート』かな?自信なし

ちょうど「アルチンボルドのあの絵とシュヴァンクマイエルの短編の顔のめちゃ似てるよなあ」
って思ってたらそれについての記述があったー
直接影響を受けてたみたいだ

 


◯ホイットニー・チャドウィック『シュルセクシュアリティシュルレアリスムと女たち 1924~47』


ちらっと。

参考:シュルレアリスムと女たち

www.kousakusha.co.jp

 

 

ウィスット・ポンニミット『ブランコ』

 

ウィスットで引いたら最上位に出てきた。代表作なのかな。
読みたいーどこで読もう
まんがぱーくも図書館もなし… どこで読もうかな
てかAmazonで調べたらインディーズってでてきた、、そうなの??
ひさびさにぐぐったらマムアンちゃん可愛い🤤著者インスタでも十分たのしい

 


ゴトウユキコ水色の部屋』?

36度読みたい!

 

 

■阿佐ヶ谷図書館

時間オーバーで行けず。
そこまで駅から遠くない。機会あれば

 

 

 

2019/7/31 新宿 紀伊国屋

 


上から下がっていく。

 


【6階 絵本】

 

昨日おすすめされたレオ・レオニ『アレクサンダとぜんまいねずみ』
読んでみる。確かにねずみ可愛い。シンプルな造形。
ちぎり絵とか日本の型染めみたいなのとか、いろんな技法に目がいった


絵の具だと思ってたので(エリック・カールとよく混同する)
意外と色調は抑制の効いたトーン
とかげさんの虹色も想像よりふんわり優しかった


「愛されて」るけどすきに動くことはできないネズミと、
「嫌われて」るけど自分のしたいように動ける?ネズミ
でも束縛の愛なんかそのうち動けないのが嫌になるだけだし、
その前になんでもないことのように捨てられちゃう


満月に酔ってまんまるだったアレクサンダの目つきがトロンとしちゃったのが印象的だった

 

 

隣にターシャテューダーの絵本もあった
美しいお庭の人だと思ってたけど元々絵本作家
読んでみたい、何から読もうかな(そこにはあまり数がなかった)

 

 

 

 

【4階 美術演劇】


最近アート系本屋さん行きたい熱高まってこないだ1つまた行ったけれど、
今のところ一番のお気に入りはこの紀伊国屋本店4階美術演劇コーナーかも
小さい本屋さんだと店員さんが近くて緊張してしまってどうしてもゆっくり見られないけど
ここは隅の方で、結構広々していて、人がいてもそんなに近くなく、
そしてなによりとても静か 不要なBGMがない
照明(壁の色かな)も気持ち暗め(暗いというか、メイン部分が白くて明るすぎる)
隣には演劇のホールがあって稽古の声が時々聴こえてくるのが楽しい
とても居心地良い ゆっくり本を眺められる

 

前回来たときも特集されてたクリムトとシーレ
あれっもうすぐクリムトシーレ展終わるじゃん、忘れてた
思い出せてよかったああ… 行こう


劇作や劇作家の本がいろいろ並んでいる棚
こだまさんが好きな松尾スズキさんの名前が目につく
読んでみたいと思いつつまだなのよな
こだまさんがリツイートしてた近年出た松尾さんのエッセイ「東京の夫婦」
初っ端からHSPぽい感じ(「市役所に行くと氾濫する情報が全部脳に入ってきてパニックになる」)とか、
「(子供の写真を壁紙にする人を見て)あ、あなたはそっち側の人ねって思っちゃう」って視点とか、
あ〜〜もうそれはもう〜〜
すぐ予約した。

 

 

▼イラスト展示

 

壁に展示された可愛い女の子たちの絵…!!!
ああ中高生の頃はひたすらイラストサイトとか巡ってたな…
あの頃見てた絵師さんを色々思い出す


マツオヒロミさんのラブリーピンクな下着パーリーお姉さんたち可愛い…


HAIさんのこういう日常系お洒落な人の見るとはあ…この色彩センスと味のある線は…なんでこんなお洒落なんってなる…
ブラインドの光も


夜汽車さん…ああデジタル厚塗り系なのにこの透明感、未完の匣の人を思い出す(帰ってこないままの八朔さん…)
抑えめの色調でありながらカラフル、花まみれ、そしてやっぱり塗りがすき


チヤキさん、あーなんでこんなにお洒落なの。。。オリタケイさん思い出す感じの
さらっとした感じが大人感

 

『ガールズイラストレーション』という本の展示だそう

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マツオさんのインタビュー読んでたら
SAKIZOさんの名が…!なつかしいいいい


マツオヒロミさん

マツオヒロミHP 六花弁三片紅

 

SAKIZOさん

 

https://sakizou.wixsite.com/mysite-1

 

HAIさん

 

HAI

 

夜汽車さん

IKADA

 

チヤキさん

CHAKICHAKI

 

(サムネ出ず、、、ざんねん)

 

 


楳図かずお漂流教室』 異次元への旅 (太陽の地図帖)
も目に留まる、こないだまんがぱーくで読むか迷った、やっぱり面白そう
ネタバレあるみたいなので(そりゃそうか)、読まないでおく
楳図さんのいろんなポーズの写真が笑笑 面白い
和室に置きっぱなまことちゃんもまだ読んでない…!!!

 

 

 

【2階 新書】

 

先日チェックしたいとメモした梅棹忠夫「知的生産の技術」
を買うか検討するために読む
主に「情報カード」の使い方について
基本的なアイデアはなんとなく把握
より学術的なものを書くためのメモって感じ

 

うーん読書の仕方については「最初から最後まで、順を追って」
は合わないな〜 それが「あるべき」と思うのをやめることにしたから、、、
どっちかというと超きっちりタイプ、全体としても合うかわからないな、ちょっと保留

 


でも新聞のスクラップの項で
「スクラップしていない新聞が溜まる、でもまだ目を通していないので捨てることも仕舞うことも
できず、置き場所について妻と闘いになる」
というような話を読んで、あ、こんなきちんとした人でも
溜まるときは溜まるんですねってちょっと安心した 笑

 

 

 

 

 

 

 

2019/7/27 下北ぶらぶら 振り返り


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懐かしい酒屋さんと小さい公園(区画)。
煙草買って吸ってだらだらお喋りして、終電逃したなあ
あの日「ストライクな店」見つけたらしいけど記録ないからどの店かわかんなーいよ。残してー


レトロ雑貨屋さんにちょっと入り。
やっぱあのPaulなんとかってのの縞々のグラスが可愛いな
ひとつあるけどもっと揃えたいな

 


本日の目的そのn、クラリスブックス
2階に入った小さめの本屋さん
アート、哲学系雑多に
店番さんとの距離近くてすこし緊張する、
別に気にせずゆっくり見ればいいのだろうなって後から思う

 

今日はたくさん歌ったあとで体力ほぼ使い果たしてるから余裕がないのでさくっと
こないだ探してたコクトー「恐るべき子供達」のコクトーのスケッチ入り大型本あった〜
表紙はキラキラ綺麗だったけど文字が大きくてちょっと雰囲気を損ねていてやめておく
(文庫本丁度メルカリで買っちゃったとこだったし)

 


phaさんの好きな橋本治さんのも見かけた
オイディプス燕返し』、はじめにのからすでに古代ギリシャの詳しい話で
これは背景知ってないと厳しいやつ、、ってなる
何か読みたいな〜 何から読めばいいのかな


phaさんが橋本さんについて書いた記事を見る

note.mu

橋本治がいなかったら自分は文章を書いたりしていなかった、くらいに言えるかもしれない。
平易な言葉だけでどんなにややこしいことを考えてもいいんだ、ということを橋本治は教えてくれた。」

 

「好きな本はぱっと思いつくだけでも、『「わからない」という方法』『人はなぜ美しいがわかるのか』『失楽園の向こう側』『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』『巡礼』『ひらがな日本美術史』とかたくさんある」

 

 

「(橋本治の)『恋愛論』でも、「人が何かに憧れるとき、努力して自分がそれになろうとするのではなく、それを持っている相手に恋をするという横着をしがちだ」みたいな話があって良かった 」(pha)
あ〜〜〜〜〜〜やっと見つけた〜〜〜〜〜出典〜〜〜〜

fragments.g.hatena.ne.jp

phaさんの昔のブログだー。今度読もう。

失楽園の向こう側」あたりから読んでみようかな〜。

 

 

こないだ行きたかったけど行き損ねた
横浜美術館での駒井哲郎展(駒井哲郎 煌めく紙上の宇宙、2018/10/13-12/16)のカタログもあった〜。
作品集借りようかな、そのうち(今は借りすぎて20冊に迫る勢いでそろそろ厳しい)
図書館には図版集はあまりなさそう

yokohama.art.museum

 

 


***

 

クラリスブックスを出て
通りかかりの服屋、服屋というか布屋さん
キチってる柄のがちょいちょいあって
今日は入ってみれるモードで入ってみた


小さな店内に所狭しと服と生地が積み重なっている
積んである布を捲っていると「見ます?」と声をかけてくれる
「買わなくても大丈夫だから」気さく、パワフルな方
色々説明してくれる、好きな色使いの布がいろいろ、やっぱりアフリカの布好きだな〜
(でも製造はオランダらしい、技術はアフリカので)
(とっても鮮やかなあのカラーは「30年保ちます」とのこと)
(以前ワンピ作るのに使ったワックスかかった布、どういう道理でだろうと思ってたら
アフリカでは「ワックスかけると高級な布になる」ということらしい
「洗濯してもなかなか落ちませんよねえ」やっぱそういうものなのね。
パリッとしてるというか、、あれはあれで面白い
いつかは落ちるのかな〜)


木綿の薄手の大柄(フラミンゴ〜)のも可愛かった、1.6mで1000円ちょっとだったし

結局一番最初に目に飛び込んできた猫ちゃん(ビビッドな水色×ピンク、私前もこのカラーのワンピ縫ったな😱笑)
の布を買ってみる、久々になんかつくろ〜

 

 

***

 

交番前のベンチでちょっと一息つく
どこ行こう、このまま帰ってもいいんだけど、
本屋不発(今思うと全然不発じゃないけど)だったからもうひとつ、
前から行ってみたい本屋B&Bぷらっと寄ってみるか、
でも毎日イベントやってるから夜のイベントたぶん始まってるな〜
ガラス張りの店ってイメージだからちょっと表から冷やかすだけ(あと位置の把握)
冷やかしてから帰るか〜

 

 

はじめてザ・スズナリの前通る、こっち方面だったのか、
遠目に見てもわかる宇野亜喜良さん画のポスター

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なんか劇観たいなーって思ってたのよなー、筋読んで興味ありげだったら行ってみようか、
(そういえば家にも紀伊国屋で見つけて図書館で借りた劇団紹介の本があるけどまだ開いてないぞ、、、、)

 


ワーイ先月唐十郎作品を花園神社テントでやってた…なぬぅ、、、
(毎年6月ごろに花園でやってるみたいだから来年も覚えてたらチェックしよう…)
代表(演出家?)の人は状況劇場の役者だった人、、
その人が監督した「夜を賭けて」(渋谷TSUTAYAレンタル在庫有)は
こないだ千夜千冊で読んだ戦後のアパッチ族関連の話だ〜
この記事の中でも出てきてた

1000ya.isis.ne.jp

関心ありげではある〜 今回の劇が個別に好きなタイプかは観てみないとわからないが、、

 

「この芝居は単なるエンターテイメントではありませぬ
出演する事に意義があるみたいなオリンピックピクニック芝居でもありません。
出演する事に勇気のいる芝居だと思ってます。
十年後、この芝居は国内で上演できないかもしれない、これを書いたシライケイタは連行されてるかもしれない。
そんな妄想も膨らみながら稽古に励んでいます笑」(劇団ブログから)

えーそんな尖ったお芝居なの!ちょっと興味高まってきた、、

 


***

 


井の頭線が見えてくる
この線沿いのクラブ(普段はカフェかも)のパーティ行ったなー、ヒッピーフェス好きの子と
なんかそういう人種を期待して行ったけど、普通にただのパリピだった…。
完全に「ウェーイ」な空間に来ちゃって(”コミュ充”ノンジャパしかいない、コールしてる、)アウェイ
その子の友達は綺麗なブルーのチャイナドレスを着ていて可愛かったってことと、
一緒に来た子が紅茶フレーバーの煙草をくれてぼんやり吸っていたこと、
東京でデザインを勉強している金髪ショートの可愛いお姉さんが英語から日本語にスイッチして話してくれたこと、
それでもnoisyすぎてなんっも聞き取れんかったこと、しか覚えてない(結構覚えてたわ)
やっぱクラブで人に出会うのは、無理だな…カフェですら相手の言葉聴き取れないのに…
ひとりで音楽聴くためだけに行ってまったりして帰る、ってののみだな、私にとってのクラブは

 

 

高架下越えて交差点を右折、ゴミゴミした通りへ、
こんなとこにB&Bが…?ってあっ、地下なのか!全然思ってたんと違った。
これは…冷やかすにも勇気が…。。今度イベントやってない時間帯に来よう〜。。
(一時期興味あるイベントばっかりやっててうわー!なんでいつも終わった後に気付くん!あほ!って思ってフォローし始めたら、全然関心ある分野のが現れなくなるやつ。。タイミングぅ〜。)

 


駅方向に歩いてるとカラ館のネオンサインが可愛かったので、
写真撮れるモード(いつもは躊躇して撮れないけど今日は友達んちでしこたま撮ったので)なので 近づいてく。

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そしてなぜだか駅と反対方向(南)へ…。
電気屋さんの電気が可愛い。

 

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***

 


あとは服屋さんぶらぶら

mochaはいつもなんかひかれて入っちゃうな〜
奇妙な服がちょくちょくある
銀色シャリシャリした生地のジャンパーワンピースとか
総レースてかすべてが白レースでできてて、おもちゃみたいなキラキラのホログラムついたワンピとか
(うわあ…超好き…でもこれ着たら一線を越えるな…いや今更か…って感じのやつ)
シンプルにギラギラのクリスタルをお花の形に置いたものが片耳4つぶらさがってるピアスとか。


あと入ったことないメンズ服屋さん入ってみたり(さらっとやわらか生地だぼっと半袖前あき柄シャツ求め)
向こう側にCHICAGO見えたのに行くの忘れた、


プチコションはもう閉店時間だった、いつも可愛い、

 

いっっつも「あーーーー可愛いーーーー」って服とアクセサリーで満ちてる
「出展者募集中」の看板がある店も寄る
赤のチャイナ風ワンピ可愛かったけど50年もののヴィンテージだった…
キラキラ毛糸編みのパステルカラーの何年代っぽいかな、、のレトロ色使いのワンピも
超可愛かったけどやっぱり万するし細い人の方が似合うかな…
店員のお姉さん(可愛い)と話してちょっとほくほくしたー


気流舎も冷やかしてこうかと思ってたけど今日も閉まってた(ついった確認しようね自分、)

帰り道さっきの電気屋見やると看板も可愛かった。噫。

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あっという間に3時間くらい経ってる、
下北沢駅に向かうと駅が!だいぶ工事進んでる!
やっと小田急と京王の改札が分かれた〜
サグラダだと思ってたけどできつつあるんだねえ

 

 

***

 

こういう真っ赤な柄シャツがほしい。。
定期的に来るな〜赤いやつ欲しくなるの
(そうして忘れられた赤い服がタンスの中に眠っている…)

 

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2019/9/7 デボラ・エリス『九時の月』

 

 

夜になり、瞼を閉じて何時間も、眠れず、身体中がカッカと火照って、
ふたりが名前を呼びあうのがずっと聞こえるような気がした。


空爆の音。何時でも何処でも監視者がいて、間違った答えをすれば連行され処刑される地。
読み終わったあと、この蝉の音しか聴こえない住宅街の方が白昼夢に思えた。

 

運命的に出会ったふたりの刹那の春、
引き裂かれ永遠の別れ、ことばもわからぬ異国の地に投げ出され
泥の家で夫になった元召使いの奴隷のように働くのみが生きる道(この物語の終わった時点では)、
彼女が生き延びたのは本当に奇跡のようだけれど、でもなにもかもを失ったこの世で
彼女はどうやって生きているのだろう、何を頼みに心の糧に生きていくのだろう、