■
2018/7/22 15:28 EXCELSIOR CAFFÉ / 予定消失とパニック
日曜の朝になって、予定が飛んだ。
映画を一本観て、ごはんを食べるところまでは問題なかった。
「適当にカフェに行って文章を書こう」と思った。
些細なすれ違いで苛々が始まる。
苛々の原因を分析しようとするけどすっきりとはおさまらない。
連日の寝不足と軽い熱中症か。
肩に軽く触れられるだけで「ギャッ」と飛び退き「なんでそんなことしたの!?」と軽くパニックになってしまうくらい、感覚が鋭敏になりすぎている。
吉祥寺に着く。「適当なカフェ」が決められない。
いつも行っている広めのカフェは並んでいて入れない。
とりあえずヨドバシで涼むと言って入って、同行者の用事を延々と待つ。
こういう不安定な日にとって、電気屋は最も条件の悪い環境だ。
間断ない光の点滅、音の氾濫。人間とのゼロ距離でのすれ違い。
仕方なく好きな曲を爆音で聴いて、なるべく空いているところをぐるぐる歩き続ける。
なかなか同行者の用事が終わらない。やっとヨドバシを出られた頃には私は声を失っていた。
出そうと思えば出せるのかもしれないけどもう喋るのが難しい。
でもこういうとき文字はまだ書けるということに先日気づいたので、iPhoneに文字を打ち込む。
「コメダでいいよ」
コメダも狭い場所にたくさん人が並んでて、息ができない。
「日曜の日中ってこんなに混んでたっけ」
土日いつも動き出しが遅くて、カフェに入る頃には夜になってて、だから問題なく入れてたんだということに気付く。
次からどうしよう。
・土日日中にカフェに行かない。学校の食堂とか絶対空いている場所にする。
(でも無料スペースに行く気分じゃない日というのもあるんだよな。我儘め)
・現地に行って適当に決めようというのは、感覚過敏とか不安定な日は絶対できない。
静かでゆっくり作業できる場所であらかじめ目的地を決める。
・感覚過敏で不安定になったら静かで座れる場所に一旦避難する。
(吉祥寺だったらキラリナ5階とか。)
・パニックになる日をゼロにすることはできないから、諦める。
そもそもカフェ苦手だな。でも家はゴミ屋敷になりつつあり、一秒も居たくない。はて。
家出てご飯食べてから、彷徨ってたのは実質1時間半くらいだったようだ。
客観的には大したことないが。
そのあいだの「何をしても苦痛で、どこにも行けない感じ」は永遠にも続くように感じられる。
まあでもとりあえず座れてよかった。
McBride Trioのライブ盤良い感じ。