”一人交換日記”

2018/8/20 Mon. 礼文島1日目、キャンプ場到着後

 

到着したキャンプ場でコーヒー飲んで煙草吸って、

楽しんだところでちょっとお出かけしようかとテントサイトを出る。

どこお散歩しようと思案してると、管理人さんがいろいろ教えてくれる。

ここの階段上がって30分の展望台から朝日が見えるよ、とか。

今日林道行ったなら明日北にバスで行ってこう歩いて、

またバスで戻って、チャリ貸すから(!)(普通に借りると1500

南の岬まで行ってちょっと歩いて花畑見てまた戻って、ってしたら

一通りポイントは押さえられるよ、って教えてくれる。

しかも滑りそうなとこはこのクロックスだからちょっと無理かな、

って相談すると私物のスニーカーを貸してくださったなんという!

そして靴下2セットもらっちゃった、、、ありがたい、、、

 

 

とりあえず温泉シャトルバスまであと1時間だから展望台登ってくれば!

というレコメンドを受けて、はい!行ってきます!と元気に登る。

さっきまでのクソ重い荷物がないから、単純に登るの楽しい。

ちょっと獣道的な、生い茂った木を掻き分け掻き分け行くような

狭くて野生な道なのも楽しい。テンション上がって駆け登る。

 

言われた通り30分くらいで視界がひらけ、

振り返ると海辺の街と山と海が一望できる!

この瞬間が最高なんよな、

30分でこの景色を見れるのは島ならではかもな、と

小笠原を思い出しながら思う、とても良い。

 

下りはちょっとまた心彷徨う。

彷徨うたび立ち止まってみる。感じる練習。

風が梢を鳴らす音を聴く。

遠くの鳥の声を聴く。

空気の匂いを嗅ぐ。

虫の羽音だけはどうしてもダメで、飛びのいてしまう。

 

下に着いて、バス来るまでブランコでのんびり。

ノート書く。バス来る。温泉入る。

外湯が熱めで良い。半透明の壁ごしに海が見渡せる。

サウナと水風呂往復する。

バス発車ぎりぎりまで楽しむ。帰る。

タオルからちょっとキャンプファイヤーで燻された匂いがする。笑

 

(登った少しの間に、何者かがテーブルの上に出してた

食料袋を破ってコーヒーとカップ麺とポイフルを持って行ってしまった笑

たぶんカラスかなあ。買ったばっかだったのに笑)

 

ガスバーナーでお湯を沸かして辛ラーメン。うめえ。

駆け上って温冷浴したからさすがにお腹空いた。

おさかなソーセージ食べる。

管理人さんがふらりと来て明日のプランを確認してくれる。

明後日は?お酒好き?ワイン一本買って1日何もしないってのも一番贅沢よ。

さいこーーーーかよ。そんなん始めたら沈没してしまう、、笑

 

でも確かに書き溜めたノートをパソコンに打ち込む作業どっかでしたいし、

丁度良いかもしれない、うーん、迷うー

Amenに東京で会えなくなっちゃうかな、予定聞こう。

メッセしてみる。めっちゃ最低限の簡潔な返事が返ってくる笑。

ドライだな~ほんとに会ってもらえるのかな、、、笑

元同居人に今日どんなだったか詳細にメール、テント戻る。眠い。21時半、就寝。

 

 

 

 

 

 

2018/8/20 Mon. 礼文島1日目、キャンプ場到着まで

 

船、寝る。

礼文島に着く。

ここにやってきたのは日本三大バカユースホステルと呼ばれる

桃岩荘に来るため。

だったのだけど。船の見送りを目撃する。

めっちゃ叫んでいる。熱血系。私はこのテンションについていけるのか

否。ごめんなさいを告げて当てもなく港を出る。さて私はどこへ行けば良いのか。

 

みんなと別れて寂しさマックスなのに加えてノープラン旅が始まる。猛烈な不安。

港の前は結構さびれた田舎の街って風情で、

さっきまで大勢船に乗っていた人々はどこへ行ったのやら、人っ子一人いない、

どうしよう私は一体何しに来たのだろうなんて

考えちゃいけない、なにか得なければ。必死になる。

 

お店は結構古いものがたくさん残ってて、不思議なロゴ、

可愛いロゴとかいっぱいある。ひとつひとつ写真に収める。

 

とりあえず木道コースを歩こう。道路をひたすら登って歩く。

バックパック背負ったまま登るのはこの旅初めて。

気づくと結構重くなっている。

登山口入って、木の道が続く。

途中林が拓けて、ガスっていたあたりは

しろくてつめたくて気持ちよかった、

天気アプリはその時点でも「快晴」って言っててなんのこっちゃと思ったけれど笑。

 

同じ景色がつづく。

歩行瞑想と思って歩いてみる。

足の裏の土のやわらかい感触感じながら、一歩ずつ。

数秒はできるけど、すぐ心は彷徨い始める。

でも、1人で歩いていて、自分と世界(山)しかなくて、

心地よいと思える瞬間が何度か訪れる。私は大丈夫。 

 

花の写真を撮る。礼文は花の島。

しかし途中から一般道に戻ってしまってからはまた回想モードに入ってしまう。

モシリの友だちに会いたい、そんなことばかり考えてしまう。

 

とりあえずキャンプ場前に着く、入ってみる。

今までずっと無料キャンプ場だったけど、ここは有料、ちょっとガーン。

迷ってると中から管理人のおじちゃんが出てくる。

林道で会った灰色の目のおじさんは常連さんらしく、

その人から私が来ることを聞いていたらしい。

なんでもその人は毎年千葉から礼文に来て、

夏の一ヶ月滞在して帰るということをもう9年もしているそうだ。

来年で最後にするとか。そのとき70歳になるという(!)。

 

とりあえずゆっくりするかぁ、せっかく来たんだし、と泊まることにする。

温泉まで4kmあるが無料送迎バスがあるらしい。イカすぜ。乗った。

事務所の建物がウッディで可愛い。

テントサイトに入ってびっくり、

それぞれウッドデッキとテーブル・椅子が割り当てられてる。

これなら最悪雨降っても水没はしないだろう。

 

炊事場もすごくしっかりしてて、ここもウッディでおしゃれだ。

誰かが木と木の間に洗濯物とか干してて、いい感じ。

トイレきれい。こんなに至れり尽くせりで良いのか

600円でこんなにサービス受けられるなんて、、有料への不満は消し飛んだ。

 

昨日買ったキャンプグッズでキャンプっぽいことをしてみよう!

思えばテントを1人で張ったのは旭川が初めてで、

ガス使って水炊くのは今日が初めてだ。デビュー!

とりあえずコーヒー淹れてみる。

お湯沸かすのすら楽しいぞ。ガスバーナー。

 

コーヒー飲みながら煙草を吸ってしばしぼーっとする。

隣を小川が流れていて、せせらぎの音がすごく良い。

いいところに来れた。周りを包む森も深くてすごく良い雰囲気だし。

 

***

 

そういえばそのちょっと前に日本一周ライダーにも会ったな。

ねぶたのとき同じキャンプ場にいたらしい笑

横浜から宗谷行ってねぶたにも取って今度は礼文に来たそうな。

時計回りでこれからはオホーツクの方行くらしい。

これからバイクに乗って北東の海岸でアザラシを見に行くらしい。

一緒に乗って行きたかったけど荷物満載だ。残念~。


(ちょっとつづく)

 

 

 

2018/8/19 Sun.

 

7時起床、ノート書く。片付け。

8時、朝食にラーメン、納豆いただく。

乗せてもらってヒッチしやすそうな比布まで行く予定が

もっと向こうまで乗せてもらう。

10時半、剣淵でお別れ。ありがとう。

 

道の駅で、この先の経路を調べたり、諸々タスクをやっていると、

おじさんが話しかけてくれる。

娘が2人、奥さんは既に他界しており、

家で1人でいるのも身体に良くない、と

夏は北海道、冬は九州、春は四国にいる、というサイクルを

かれこれ10年以上続けているそうな。パワフルだ。

11時を回る。タスクの続きをする。

12時過ぎ、美味しい苺とルバーブのパイを食べて、ぼちぼち始めるか。

 

ヒッチ始めるの13時前になってしまう。

今日中に稚内宗谷岬なんて行けるのだろうか。。ゆうに200kmはある。

思ったよりスルーされて不安になるも、10分と経たないうちに止まってくれた。

 

名寄まで30kmくらい乗せてください、という感じでお願いする。

14時前、20kmくらいで名寄道の駅に寄る、

昼ごはん。間に合うかなって微かな不安を抱くけど、楽しもう。

冷やしラーメンを奢ってくださった。

麺がすごくしっかりもちもちでとても美味しい。

 

おしゃべりを楽しむ。

日本酒好きなこと、ミステリ集めていること、

茶色いお湯の温泉がすきなこと。

亡き奥さんと日本酒の酒造やワイン蔵を巡って、日本酒や白ワインがすきになったこと。

 

昼食終えて車に乗る。名寄を過ぎている気がする。

なんと、宗谷まで付き合ってくださるという(!)

 

雨が降る。雲が厚い。宗谷岬で青い空見れるかな。

次のトイレ休憩でお買い物待ちしてると、ソフトクリームを差し出してくれて、

めっちゃテンションが上がっちゃう笑。

 

もう天気だめかと思っていたけど、宗谷着く頃晴れ間が見えてきた!

日本最北端!久々の海に興奮する。

 

宗谷から稚内に行く間は空が美し過ぎて、ひたすら眺めていた。

一旦降りさせてもらって、

落ちて行く夕陽に、バカヤロー!と叫んでみる。初めて。

キンキン声になってしまう。次はもっと腹から叫びたいな。笑

 

100円ショップに寄る。

キャンプ用に、小さい鍋、金属コップ、コーヒー、ライトなどを購入。

 

稚内駅新しくて綺麗、ガラス張り。道の駅と一体化している。

お別れする。旭川の父と呼んで構わないよと言ってくれる笑。ありがとう!

 

稚内キャンプ場行くはずだったけど思ったよりかなり遠そう、

道の駅いい感じだし24時間だしここで野宿すりゃいいやろ、と思い

19時半から電話。かれこれ半月ぶり。

23時半。4時間も電話していたのか。

それから気づく、どうやらここは閉まるらしい。。

 

野宿場所探してふらふらする。

この時間から探すの、結構心細い。

公衆トイレ前になぜか普通にキツネがいる。

 

フェリーターミナル前に野宿することにする。

0時半くらい。すごく長く彷徨ってた気がしてたけど、まあまあ良いペース。

うとうとできれば良いやって感じで、

海の風の音、カモメの声、船の轟音を聴きながら、しばし眠る。

 

4時半起きる。声かけられるけど怒られなかった。

どうやら礼文島に向かう人なのか。

セコマでリップ買う。

乗船券買って建物2階へ、直で乗船できるようになっている。

620分、出航。

 

***

 

一緒に住まない。互いに対する独占権を持たない。

実質、今日別れたってことになるのかな。

先に気持ちがなくなったのは私の方じゃん。

それを旅という形で表現したのも。

 

なのにどうしてこんなに悲しいの。

どうして別れるの。無理。嫌だ。

「彼氏彼女できたら紹介してね」笑う。嫌だよ。そんなこと言わないで。

誰か助けて。

真っ暗闇にひとり放り出される。

きみはぼくの一部。

剥がすならどくどく血が流れるだろう。

解らない。自分がどうしたいのか解らない。

僕ってほんと都合良いよね、さんざん雑に扱っておいて、

ばいばいって言われたら泣く。

でももう向こうはそれに動かされる感じはなかった。

 

ほんとに別れるの?現実感がない。

モシリのあたりから、あるいはねぶたから?

あまり生きてる感じがしない、夢の中にいるみたい。

ふわふわ、ふわふわ、ただよう。

地に足ついてない、実感ない。

 

 

 

 

 

2018/8/18 Sat.

 

昨日は素直にいたい場所にいれなかったから、

今日は朝から3階のそのファイヤーに行ってみる。

寝起き。あんまり会話がない。

みんなが片付けているのを眺める。

テントの中身をシートの上に広げる。

今日はとてもいい天気。よく乾きそう。

Yugoにラーメンをもらう。

いつももらってばかりだなー。私も余裕あるとき誰かとシェアしたい。

 

めめさん、すみれ、すずさんに挨拶したり、連絡先交換したり。

今日でみんなとお別れなんて、とにかく寂しい。

クリスタが分かるよ、って言ってくれる。

so sad, 行きたくない、でもみんな帰ってしまうのだ。

 

i was really happy when im with you.

メッセで言おうって思ってたことを勢いで口にしてみると、

時制がズレている。恥ずかしい、

あっさり味でme tooって言ってくれる。届くまい。当たり前。

もらってばかり。でも大好きなんだ。

 

JackともYugoともハグ。HoAmenには2回、

呆れられてるけど気にしたら負けだ、笑

ばいばいモシリ。3人が手を振ってくれる。

たくさん一緒に過ごしたな。さみしい。

 

車の中ではずっとぼーっとしてしまう。

私は私を良く思ってくれたり好きになってくれたりする人のことは好きになれなくて、

大して/全然私のことを好きでない人誑し系の人ばかり無益にも追ってしまう、

って呪いがかかっているのかな。と何度も思う。

あまり感謝の気持ちを素直に持てないのは、これも偏見なのかな、

すきになれないって気持ちは自分勝手なのかな、と思う。

 

ずっと、力抜いて生きていこ、みたいなこと言ってたけど

ただ「楽していこう」「なんでもアリ」って言う人より

リラックスしてて、しかもキツいこともこなせる強さもあって、ストイックで、

って人に最近惹かれてるなーと思う

 

旭川のキャンプ場泊。

はじめてひとりでキャンプを張って眠る。

ずっと誰かにやってもらっていた。ひとりでできるの楽しい。

 

 

 

 

 

2018/8/17 Fri.

 

(初めて翌日中に日記書けなかった、順番ぐちゃぐちゃ)

 

アイヌモシリ7日目。

もう時系列に書けるほど覚えてないかもしれない。

 

カムイノミがあった日。

前日一日中2人といたし、朝は3階には貸した傘を取りに行っただけで

Amenが朝食に誘ってくれたけど行かなかった。

知らない人もいたから。。

 

1階にいて、ちょいちょい初めておしゃべりした人もいて結構充実していた。

コムアイちゃんに似た雰囲気のある子とか。

大きいツノのピアスつけてる子とか。

 

カムイノミはひとりで見た。じゅんぺーさん(ベテラン)にいろいろ教えてもらう。

儀式の手順とか覚えるのもしかしたらやや苦手かもしれぬ。

 

儀式が終わってさっきのツノのピアスの子から聞いた、

めっちゃでかいピアスつけた人を発見。

おととい鹿カレーをいただいたお店の人だ。鹿解体もしてるらしい。

ある程度以上になると、拡張は指で引っ張るって感じになるらしい、イタタタタ

痛くないんですかと聞くと、痛いのが快感に、ってやっぱりそういう感じか、、

地元がめっちゃ近い。隣の駅。うちの駅の建物でもよく高校生の頃たまってたらしい笑

あんな何もないとこで何するんですかって聞いたらただたまってただけって笑

実家も高円寺でまたこれも近いー。驚いた。

盛り上がってるとHoが目の前を通る、ずっと携帯をいじってる、電話している。

目の端でそれを捉えながらお話を続ける。

他の人と盛り上がるとAmenJackも近くに来る笑

なんなん、面白い笑

 

思い出せない、いろんなことが順不同。

ラーメン屋でチャーハンを三人で食べる。

キトピロ(行者ニンニク)チャーハン、めちゃうま。

すずさんとハグした~めっちゃお互い背中なでなでしてとってもハッピー。

チャーハン食べてた時点では14時くらい、それから夜まで何してたんだっけ。

そういえば朝には川で泥だらけになった雪駄を洗っていたら、

Jojoが来て全く同じことをしてて、ふたりで笑った。

 

あ、あと日が高いうちに、太鼓を最後にまた叩かせてもらった!

とっても嬉しい。また真剣に叩く。没入する。

今度は2人と一緒にいたときだったから、AmenHoも誘われて太鼓を叩く。

気持ちいい。この、音に全身のエネルギーを込める感じ。

またダンスの子たちも踊り始める。宴だ。

何か楽器やってたの、トランペットやってた。

なんで持ってこないのー。確かに。持っていきたいな、次からは。

アドリブとか練習してセッションしたいなー。

 

 

楽器を色々持ってる方がいて、角笛を吹かせてもらった。

金管と同じ要領。やわらかい音。

牛と豚のツノでできてるという。かっこいい。

 

夕方、3階でJojoと傾き始めた陽を眺める。木々に透けて、きれいだ。

YugoHoAmenと、道路散歩する。

広い牧草地に入る。夕陽を眺む。暮れてゆく空。美しい。

Yugoとちょくちょくおしゃべり。マルセイユとニースの間くらいに住んでる。

お母様は美瑛出身で、明日から自転車でそこへ向かうという。

寒くなってきて帰る、3階ファイヤーに当たる。

 

 

暗くなる。夜。

氷結売ってたお店が残ったアルコールを無料放出してくれていた。

しこたま飲む。笑

テキーラ、スコッチウイスキーアブサン、赤ワイン。

アブサン美味しい!

砂糖と水入れてこうやって白く濁るんだよ、ってレクチャーしてくれる方がいた。

Jojoはなんで!ストレートで飲むんだよ!って言ってる笑

どっちもとてもすきだった。美味しいよ~~。薬草酒っぽい。

 

明日車に途中まで乗せてくださいと頼もうと、最初の頃お世話になった方のところへ行く。

ちょっとおしゃべりしてHoたちのとこ戻ろうと思ってたけど、結構長くいた。

子どもちゃんと花火する。

Jackはその子にベタ惚れ笑。ずっと連れて帰りたい~って言ってる。

Minkaもずっと、可愛いねーーって言ってる。

ちょっと酔ってて、ふんわり気持ち良い。

 

席を立ってHoたちのファイヤーに行くともうHoとベテランさん2人しかいない。

どこ行ってたの、と聞かれる。

ベテランさんたちのお話を聞く。

ずっと日本語トークで、Hoが帰る。

起きてるっぽかったし、あとで散歩にでも誘おうって思ってたけど、

気づいたら電気が消えている。寂しい。

 

2階に降りてYugoとスイスのみたいな長いホーンを吹く。

Yugoのお気に入りの音楽を教えてもらう。主にエレクトロっぽいのが好きらしい。

いっぱいメモした、あとで聴いてみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

2018/8/16 Thu. 温泉DAY

 

アイヌモシリ6日目。今日はヒッチハイク2人と温泉に行く!

 

朝7時起きる。めめさんと出会う。

温泉すき、たっくさん楽しい場所教えてもらう。

今日ヒッチでふたりと温泉いくんだ~雨の中だけどとりあえず最初は歩くんだ~雪駄で笑

って話したら、サンダルと画用紙とペンを貸してくれる(;;)

ありがたさでいっぱい!!

 

準備して集合時間の10時に3階へ。

Amen出てこない。Jackこんな雨の日にほんとにヒッチするの?って顔。

忘れ物を取りに行ってる間にAmen出てきていた。

JackMinkaは誰かの車で温泉行くみたい。

 

よし出発。朝飯調達。

朝ごはんのケーキ。買ったお店で今日雨の中ヒッチ無謀だよってたしなめられる。

それよりこのキャンプ内で温泉行く人見つけて乗せてもらった方が確実だよ、と。

2人が言い争ってる。いや、普通に話してるだけなんだろうけど笑、語気が激しくてそう見える。

Amenはもともとあまり歩きたくなさそう笑。

Hoは普段から歩くの好きで20~30kmなら余裕だと言ってる。

私もまあ歩くのは苦痛ではない。

2人が話してるのを尻目に一階に降りて温泉行く人がいないか探すが、見つからない。

そうこうしてると2人を見失う。

2階、3階を探してもう一度1階に帰ってくると、2人してわんこそば食べてる笑。

スープ分けてもらう。美味しい。唐辛子効いてて良い。

わんこそばのお店の人はこのあととまロックに行くそうだ。

ここに少し似たフェスだけどanti-nuclear plantが主旨で政治色強めと昨日あらたさんから聞いた。

 

とりあえず歩き出す。

歩くの楽しい。コンテナに70年代アメリカ映画的な絵が書いてあったり。

ずっと歩いてたいなーと思うけど2人はそんなでもなさそう笑。

車通るたびに親指立てて乗せてくださいというポーズを取る。

ものの10分くらいでモシリ帰りの旭川の方が乗せてくださった。なんつーラッキーな。ありがたい。

静岡からの二人組と出会う。大学の友人同士。部活も学部も違うけどずっと仲良しなんだそうな。

無事二風谷に着く。ラーメン屋いくつもあってどれに行くか迷う。

だがまずは博物館で博物館と温泉のセット券を入手するとこからだ。

二度目の博物館。楽しい。一度目見れなかったところを重点的に。

またアイヌ語辞典を貸し出してることを知ってたので、辞書引きながら見る。

ことばの意味わかって楽しい。

でも英語表記がない。やはりわからなかったって言う。

せっかく興味持ってくれてるのに表記がないことで伝わらないの勿体無い。。

 

Hoは民芸興味あるって言ってる。台湾原住民のもすごくすきだったって。

紋様の施された着物を一緒に見る。

手仕事と紋様のうつくしさにしばし見惚れる。

 

heavy rain, 傘の中に身を寄せ合って工芸館へ。

Amenは?と聞くとたぶん後から来るだろう、と言う)

博物館入ったときから、あるメッセージを受け取っていて、頭がおかしくなりそうになっていた。

沈む。頭から消そうとするけど、消えない。工芸館ではちょっと外に出てしばしうたう。

すべてを忘れたい。なにもなかった頃に戻りたい?

さいごの一文が脳裏に蘇るたび、吐き気のようなものを感じる。

 

工芸館を出て、お土産やさんに行き、ちいさな商店に行き、2人はお菓子とかごはんを買う。

北海道名物、みそパンとか。南部せんべいっぽいものとか。

古いものがたくさんあってすきな空間だった。

先に行ったアイヌ料理屋さん、ラーメン屋さんはおやすみで、

ごはんやさんユーカラへゆく。昔ながらの食堂って感じ。

そしたらなんとカツ丼もカレーラーメンもトマト生姜焼きもむっちゃ美味しい。

あっという間に16時。ついに温泉だー!

炭酸泉があった。サウナと水風呂も楽しんだ。露天だけどんなだったか思い出せない、

あ、トンネルみたいなのがあったとこだ。あとビーチかよって感じの寝っ転がる椅子があった。

ゆっくりする。でもやっぱいろいろ考えちゃう。

瞑想習得したいな、切に。苦しい。

 

出て来て18時過ぎ。ゆっくりしたいけど、Amenは帰りたそうにしている。

待たせた(というか別の休憩所にいた)のが悪かったのか、ちょっとだけ悪口ではないけど

文句言われた気がして、泣きそうになる。

ずっといい空気感だったのに、とうとう嫌われてしまうんだろうか。

飲み物リュックに入れれば、と言ってくれるけど、うまくその親切を受け入れられなくて、

うーんって唸ってると、どうしちゃったんだ、様子が変だと気づいてくれる、

でも上手く笑えない。

疲れた?ううん。違うんだ。大丈夫。

 

歩き始める。「それで、どういう種類のbad newsだったの?」

上手く説明できない、と伝える。

割とすぐヒッチできた。分岐点まで数km乗せてもらう。お兄さんありがとう。

2人目はちょっとコワモテのおじさんだったからビビって、

方向違うなら大丈夫ですよ~とか断りも入れたりしてたら、

あとで2人にyou are too shy, もっとがんがんいかなきゃ、

ここは日本じゃないと思って、海外旅行してると思って、遠慮せずにいけ、

ってお叱りを受けちゃった。

方向違うとか関係ない、もし自分が運転者で暇だったら方向違ってもちょっとの距離だったら

乗せてくかもしれないし、just ask. と言われる、、強いー、遠慮しちゃダメなのか、

そうだ、ちょっと怖かった/不安を感じたからやめようかと思ったんだ、

って意味で i felt he was strangeって言ったら

彼だって(知らない人なのだから)僕らをstrangeに感じただろう、

って言われて確かにそうだよなあと思う。。strangerって言い得て妙だ。

 

三人目、モシリの人に乗せてもらって無事にキャンプへ辿り着く。

よくやった!って褒められるけど、なんか芸を上手くできた犬になった気分だ。

今日ネガティブだからそう感じるのかな。。それとも元々そういう関係なのかな。。

小さいファイヤーに当たる。

それで今日のbad newはなんだったの、ともう一度訊いてくれる。

食べ物もシェアする、悩みもシェアする。友だちに本当に大事な悩みを相談することとか

普段ほとんどないから、嬉しい。(重くないかなとか、気にして話し出しづらくて。)

本当に親しい友だちとの関係が壊れたかもしれないって説明する。

終わったことだからもう大丈夫、って。

Why finish?” 友だちの関係に終わりはない、どちらかが変わればまた元に戻ることもある。

Hoは言ってくれる。その通りだね。私は大丈夫。

 

彼のLife is short, think clear, ってことばも胸に刺さったまま消えないでいる。

それができたらどんなにいいか、それができなくてこれまでどれだけ苦しんできたか、

ってことを彼に伝えても仕方ない。人生が短いのは事実だ。

なにかするにはもっと明晰に考え動かなきゃいけないってことも。

 

帰ってきたときは、無事キャンプに着けた!よっしゃ酒おごるよ~

って感じだったけど、落ち着いた感じになっちゃった。

 

何日もずっと雨が降り、曇ってた空が、端の方から徐々に雲が流れ始めて、

すこしずつゆっくり、星が見え始め、やがて星たちが空一面に広がった。

美しい。

Remember.

忘れたくないよ。覚えていたい。ずっと。

 

ずっと雨だった今日の最後に、こんな素晴らしい星空が広がる。

ありえないくらい悪いことがあったあと、ありえないくらい良いことがある、

それが人生なんだ、って彼は言う。僕もそう思う。

今日、いい日だったね。って。そうだね。

僕のつらさを、書き換えてくれる。

完全にではなくても、いいこともあったんだって僕に覚えておかせてくれる。

 

Amenはテントに戻る。

10時解散、ちょっと早い気がして寂しいけど、今日朝10時からずっと一緒にいたんだな。

「悲しいことがあったら、言うんだよ」

お兄ちゃんだなあ。嬉しいし、悲しい。

あなたを好きだという気持ち、それが届かない悲しさは、誰に伝えればいいの。

oyas(h)umi. 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018/8/15 Wed. 夕方、少し暗くなってから

 

3階に行って、火に当たる。

昔から来てる常連さんとお話する。立川住み。

アイヌのこととか、東京でやってる似たイベントとか色々教えてもらう。超楽しい。

Minka(from Finland)もくる。

誰のなのか、ドローンが飛ぶ。

雨がひどくなって、1階へゆく。

屋根があるところでライブを聴く。

ファイヤーに移動する。札幌の人と話す。

彼はごく一般の人で、友人に誘われて来てみたものの、旅人たちの話に驚きっぱなしだそうだ。

私も私なりの旅人的価値観などについて(ヒッチ危なくないの?女の子1人旅大丈夫?と問われ)

話し、すこし熱くなってしまい、勝手に消耗する。。

 

ファイヤーダンスを観る。

ゆーちゃん&ゆーちゃんもファイヤーダンスしてる!すごい!

さっきの消耗でちょっと疲れている。屋根あるとこに入るけど体育座りでつっぷする。

MinkaHoが携帯を交換してる。

晩御飯食べに行こうか、でもまずそれが終わってから、と言われる。

結局待ったけどAmen2人で鹿カレー食べに行く。

またいろいろ広東語教えてもらう。超楽しい。

interestingってなんていうの、って訊くと、有趣yao choüuがちょっとウムラウトっぽい。

chの発音は私の思うchshの間くらい。。あ~むずい、でも楽しい。

 

硬貨の話も。日本の硬貨は1円とか5円とか細かすぎ。

香港はイギリス統治自体の名残で10セント、20セント、50セントとか。

1000セントは紙幣も硬貨もあるってのも面白かった。

硬貨の全体の数は変わらないじゃん~と主張してみるけど、確かに10単位の方がシンプルだな。

でも8パーセントの消費税を払うときに必要なんだよ、香港ではどうしてるの、

って聞いてみると消費税はないらしい。収入にかけられる税はあれど。おもろいなー。

黒糖焼酎を飲む。美味い。わんちゃんなでなでする。結構長く居座っちゃう。

 

お店を出てラーメン屋に向かうとJackHoがいる。

Hoはステージの方にバッテリーを取りに行った。

お店が混んできたので屋根があるスペースに移動する。

向こうにHoが立っているのが見える。なんとなく座らないで立ったままでいる。

帰るように見えたのでバイバイ?って手を振ってみると、こっちに戻ってくる。

久々に隣に座っておしゃべりする。

台湾だったら台東がおすすめ、とか教えてくれる。

鎮西堡神木群もすごく良さそう、行ってみたい。

いままで行ったとこの写真を見せてくれる。

香港きたときは山の中にある彼のシェアハウスに泊まってっていいよ、とか。

ずっとしゃべってなかった(※夕方に一度喋ってるけどまた忘れてる?あるいは遠い昔に感じてる?)

からすごく満たされる。

みんなで火を囲むのもほんとにハッピーで、この時間ずっと続けばいいのになって思う。

(最近「この時間永遠になってくれ」って思うこと多くない?

ちゃんとハッピー見つけられてる!)

 

2人が火起こしを頑張っている。見ているの楽しい。

今来た、あらたさんと話す。

友だちを送りについさっき来たところらしい。もう夜0時だけど。。

明日仕事だから早朝に帰るって。まじか。

APUに行ってた。国際協力に関心があって。

国際協力専攻する人って真剣な人も多い傍、ファッション的な人も多いなと感じていたけど、

彼の場合はお父さんJICAで、自身も四月からJICAに勤めてて、ガチ勢だった!恐れ入る。

帯広出身、新千歳まで3時間の場所。そっから友だちピックアップして、これから2時間かけて帰って。

イスラエル行ったときのこととか、割とお話したけど、深いところまでは到達できず。

(質問力が足りない~)

 

あらたさんと話し始める前、Hoは寝ないの?と聴いてきて、しばらく近くを歩いていた。

Amenはずっと火起こしを頑張っていた。笑

 

寝に帰る。1時過ぎか。