■
2018/7/21 16:03 東急東横線内
ばあちゃんの四十九日。
なんで49日目にやるのとかどういう意味があるのかとか全然わかってないけど、とりあえず行った。
4,5年ぶりに従兄弟や叔父さん叔母さんに会ったけど、人生で初めて彼らとおしゃべりした気がする。
他愛ない話でもとても楽しかった。
ばあちゃんが亡くなる直前、やっと私はばあちゃんに心を許せた気がした。
ずっと血が繋がった人たちが大嫌いだった。
病気知らずで元気だったばあちゃんは癌を患って一回り小さくなった。
もう余命幾ばくもない、というときになって、裁縫が上手いとかDIYする人だったとかフットワークが軽くて思い立ったら旅に出てたこととか服の柄の趣味が似てたこととか知って、え、今の私と同じことしてるじゃん、普通に仲良くなれたじゃん。って知る。遅いわ。知るのが。なんで今なんだよ。どうして。
話してこなかっただけでもしかしたら案外気が合うかも。って、その後は父とほぼ初めて2人で買い物行ってみたり、もう一方のばあちゃんを訪ねてみたりした。
母方の親族はみんな宗教になんのこだわりもなくて、今日の法事もめっちゃシンプルだったし、厳格さとかも特にない。ちゃんとばあちゃんのことゆっくり想う時間があったのかわかんないくらい。笑 でも私らを会わせてくれてありがとう、と思う。般若心経をお坊さんと一緒に唱えるのも楽しかった。
寺の隣は駅になっていて、ちょっと登った高いところにお墓があるから眺めが良くて、隣には屋上プールもあって。いい場所。駅降りてすぐの商店街も風情があって良い感じ。