”一人交換日記”

2018/8/12 Sun. 昼前から

 

昼前、全然誰にも話しかけられてないやばい。

(後記:午前中、寮のお隣さんとか山男お兄さんとか結構話してるんだけど、

こいつ忘れてるのか?ほんと記憶喪失だな~~数時間と保たないぜ)

気分転換に道路散歩する。果てない。山が美しい。

あ、あの太鼓置いてる店の人に叩かせてってお願いしてみようか。

いくつか話しかけるアイデアが浮かぶ。

 

キャンプに戻って、すれ違ったお姉さんにそのネックレス可愛いですね!と話しかけてみる。

このキャンプでは、知らない人同士でもすれ違うとき笑顔で挨拶できる、ここのそういう雰囲気がすごくすき。

カブで本州から来はったらしい。

パートナーときたけど友達が会場にいたり、途中のライハ(ライダーハウス)で新たに友達ができたりして、結構大人数でテントはってるみたい。遊びに行きたい。

7歳の子に足で肩を踏むマッサージしてもらう。20100円。いいのかー!

肩マッサージ、明日来るお兄ちゃんとどっちが稼げるか対決してるらしい笑

たくましいなー

 

太鼓の持ち主を聞き、話しかけてみる。

「今回特に(ステージとかで)使う予定はないけど、あとで何人か集めて

ワークショップみたいにしてやってみようか」

やったー!!マッサージ受けてる間にはじまる。途中から参加。

ジャンベ叩かせてもらう。基本のリズムパターン・アコンパ教えてもらう。

一心にそのリズムを叩く。一手一手確実に響かせるの結構難しいし、

すごく単純なパターンでもテンポキープするの難しい。

やっぱ私まだリズムできあがっとらんのだな。

(子どもの頃から、ピアノのレッスンでもリズムは一番怪しかった。)

ひたすらリズム練、太鼓でやりたいなー。

ジャンベもコンガも和太鼓もいいな。

キープだけでもかなり無心になれる。これは良いな。太鼓瞑想だ。

 

サンバンも叩かせてもらう。利き手で木の棒で低音を4分で叩いて、

反対の手で細い金属棒でベルをカンカン高い音で8分音符叩くという

ハイパーシンプルなパターンなのに結構むずい。たのしい。

さらにみんなで叩くの楽しい。基本形だけでも結構いい感じ。

踊り始める人、歌い出す人、ギター掻き鳴らす人、現る。楽し。

ビートだけで人を踊らせ歌わせる、太鼓すごい。これこそ音楽だなー

めっちゃ楽しませてもらった。「また太鼓の音が聞こえたら遊びに来てね」嬉しい。

 

ピアス買う。インドの、形は三角形。穴空いてないのでとりあえず手持ちのカフスにつけてみる。

クッキー食べる。グルテンフリー、さくさくおいしい。ブラウニーもうまー。

今日の夜、ステージに即席バンドで出る人たちがたこ焼きや前で練習してる。

隣に座ってみる。日本酒分けていただく。

そこに立ち寄った、中学生くらいかと思ってた子に話しかけてみると、1人参加で、

18歳で、「高校卒業して旅人という進路を選びました」って子で、

もしかしてと思ったらシュタイナー学園卒業生だった。

「それが何か?」って感じの飄々とした感じ、さすが。

「先輩たちにもぶっ飛んだ人たちいっぱいいるし(このくらい別に)」って感じな~!

自分もまだまだ色々気にしてた方なんだな~ってわかった。すばらしい~。

 

また別の、ファッションがシンプルかつかっこいいなーって思ってた子に話しかけてみる。

スタッフだから地元の人かと思いきや、大阪。

しかも「今年中3の1年間だけ日本に戻ってみようと思って。

それが終わったらインドネシアに戻る」そうな。

状況ってほんと人によってさまざまなんだ、と思い知る。

彼女も他のたくさんの人たちと同様に、タイのシャンバラという日本人主宰のフェスで

モシリを知ったらしい。

 

うたがはじまる。ラップの人とギターの人めちゃうまい。

ceroを思い出すようなやさしくてあったかいラップ。

何者?「普段はレゲエをクラブとかで歌ってます」すごいー。

2人は友達で、ここで落ち合ったらしい。

 

もうすぐ夜、ぼちぼち1階(キャンプファイヤーとステージがある、会場最下段)へ。

さっきからちょいちょい絡みのあったアメリカ人のめっちゃ元気な子が、

新たに来た人を紹介してくれる。

大阪で8年役者して上京したいタイミングで身体をこわして、

食の大切さにきづいて北海道で農業の仕事をすこしする。

そのあと旅に切り替えて今に至る。

なんか時々、説明する前からだいたいわかってくれる

(ファッションとか、少し出した情報だけで)人がいて、

今まで初対面でいきなり立場思想とかだいたいわかってくれたのは

東京のmeetup, music potluck partyで会ったVuさん(from Vietnam)だったけど、

その次くらいに速かった。

 

「真面目が根本にあって、それをぶっ壊そうとしてる」

久々に自分のこと説明させてもらえた。

「ずっと差別と闘おう、ってスタンスで来たけど、

そんなん意味あるの?主張してどうすんの?

まずは自分がハッピーになることからなんじゃないの?ってめちゃくちゃ言われて、

最近は自分の身体に心地よいこと

(おいしいごはん、温泉、音楽、たのしく過ごせる仲間と出会う)を

まずは優先してやってみていること。」

ええやん、でもどっちもやればいいやん。

たとえば発達障害をもつ人を助ける活動をしたら、

それ自体がたたかうことと同じ作用をもったりするよね。

その道極めて欲しいな。

って言ってもらって、ずっと私はそう言ってもらいたかったんだな、って知る。

 

一緒にライブを観る。焼酎片手に。身体揺らす。

伝統楽器の演奏もある!

明日こそはアイヌの文化のことすこし勉強したい~

 

ライブ終わり間近、昨日から気になってた香港boysを見つける!

帰ったかと思ってた~。

やっと勇気もって話しかける(酒の力~)というか目が合ったのと話し始めたのほぼ同時くらい。

香港好き、気になる、という下心(笑)からずっと話しかけたかった。笑

そして今時意味なんてないよなあと思いつつ2人揃ってつけてた左耳だけのおそろピアスも気になって。

カップルだったら胸熱だなあって。

ヘアスタイルもメガネもおそろなんだもん。そして可愛い。

カップ?って聞くと違うよー!って爆笑、でもそれがアイスブレイクになった。

2人はTokyo No Limitにも行ったらしい。素人の乱、ナントカバー。つながるなー。

 

相変わらず英語わからんけどなんとなくは話わかる

ジャックには君はたぶんだいたいわかってる、シャイ/自信なくて話せないだけでって言われる

カナダ短期語学留学のときも先生にそう言われたなー

 

今夜は流星が多いらしい!

香港の子たちとジャックともう一人の子と一緒に見に行く

キャンプを離れて真っ暗な道路に出て、みんなで寝そべる。

たのしーー青春かーー。

一発目大きいのが流れる。歓声が上がる。

一緒に見てるって感じがする。楽しい。

二つ目にもまた声をあげる。

おしゃべりしてる間に曇ってくる。

残念。戻る。ファイヤーを囲んでしばしおしゃべり。

ジャックが聞く、「ほんとに」って何?

いろいろ日本語のこと聞かれるの楽しい、こんなに単純なことでも。

みんなのテントにもついてく。明日ジャックが乗るバスを調べる。

もう一回散歩したいというとAmenが付き合ってくれる。

再びの真っ暗な道路。

星眺めたり、普段の仕事の様子の写真見せてもらう。

香港の映画製作のADしてるという。わお。

例の台湾のフェス(Wildmarket, Hi-Ho, 花蓮)やお家や猫ちゃんの写真も見せてくれる。

 

寒くなって帰る。2時。楽しかった。おやすみ。