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2018/7/26 ホン・サンス『よく知りもしないくせに』
(ネタバレ…?無いか有るかで言ったら、有る)
やっぱりこの人の映画、とち狂った人ばっか出てくる笑
でもやはり振り返るとそれは私自身の姿にも見えてきて、なんだか笑えちゃう。
すぐ寝ちゃうのも、自らの問いに率直に向かい合っているから。
繰り返す、「今日だけよ。一緒にいる今を大事にして。感謝して。それがすべて」
それが誠実であるということ。保証できない未来を約束するより。
また出ましたー、スピリチュアルなこと(をはじめとした科学主義/現実主義以外の領域のこと)を女に語らせるシーン。
でもさっきKim Min-heeのインタビュー読んでて、類似のシーンについて
「撮影の直前に5分間の長回しのシーンの台本を渡されて、監督から1時間くらい信仰や神についてどう考えているかの背景の説明を受けた」って言ってたから、結局ホン・サンスの考えなのね、、
それを「女」というわかりやすい記号を持つものに語らせているだけで。
でもなんでそうするんだろう。その方がステレオタイプにも当てはまるし伝わりやすいと思ってるのかな。。というか無意識にやってそう。。。
「一人は無能すぎて私を駄目にした。一人は有能すぎて私を無かったことにした」
そうだね。笑けてきちゃうよ、まったくもって。
もやしスープ、すきだねえ。笑
浜辺も。昼からの飲みも。
結局主人公は後輩の奥さんと和姦/を強姦したんだろうか、、
回収なさそうだなーと思ったけど案の定回収なかった。。。
「よく知りもしないくせに」って何?夢で結ばれたから良いとでも思ったのか?
そのあとに別のrapistのことを「人でなし」とか言うけど、あんたは一体、、、
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すっかりホン・サンス嵌っちゃってるなー。
ここまできたらもう全部観るか、って思う。