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2018/7/18 花園神社、新宿二丁目
花園神社、野外テント劇場にて椿組観劇。
特設会場は野外といえど結構しっかりした作り。
皆の熱気が籠ってすごいことになっている。それが良い。
だらだら汗を流し、団扇を仰ぎながら、ビールを飲みながら、待つ。
結構ラウド系な音響。
劇団ワークショップ公演に参加したときのことを思い出す。
初っ端ダンスから始まるのとか、音の感じとか、転換照明青なのね、とか。
お祭りどんちゃん騒ぎな感じなの微笑ましかったし、
アドリブとか入れてきて役者さんが動揺してるのもほっこりした。
一方で勢いに任せる系/涸れた喉で叫ぶ系はちょっと苦手かもと識った。
小さいハコで、日常しゃべる(でも舞台で聞こえる)ギリギリの大きさくらいの劇がより私には向いてるかも。でも滅多に観ないからいい機会だった。
お話の方は。
母と息子との、妖怪の長と人間との、叶わぬ恋。
死んだ人に恋し続けるのは究極に苦しい。他方それは永遠に結ばれるようでもある。
捧げ物に処女たる娘を差し出せ、っていうの結構エグかった。当たり前にあったのかと思うと吐き気。龍神に捧げるとか言ってお前らが輪姦したいだけなんだろと思ってしまう。穿ってるか。
古日本語みたいなの、私は時代劇すら観てこなかったから、最初全然わからなかったけど。
最後の方ではすこしなんとなしにわかるようになって、言い回し格好良いかも、と思う。
一緒に観に行ったのはビアン/バイ向け出会い系アプリでつながった人達と。
全員初対面。それぞれ詩や短歌や劇に関心があって、すごく文化的な会になった。
読みたい本、観たい劇も増えたし。思い出しもしたし。(中山可穂のサグラダファミリアとか。)
よきかな。また会えたら良いなと思う。